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空みつえの詩ごころブログ

詩作品のブログです。好きな事や障害や読書の話、日記も。

心の詩

詩「沈み込む」空みつえ

テーブルクロスに沈み込む もようのすきまにぶくぶくと 羽根をはやしてそのいろのふかあい宇宙にとんでいく 絵画のすきまに吸いこまれ 絵筆のあの跡このいろを ちょうちょう よろしくうろついて 道にころがるいしころのそのうつくしさに奪われる

詩「つなぐ手に」空みつえ

こすれるてのひら つたわるひふのにんげんたち ジンとしみる「あなた」というありがたさ こごえていたてのひらにほっとしたとたん なみだがあふれました 空みつえ

詩「新雪」空みつえ

新雪のとしのはじめにかぜが吹く 荒れる あばれるつちぼこりまいあがるなみだ雨 雪どけ水よ それすらもきっと きっと前進の力にかえて この空をおもいきり舞い踊ってつらい雨さえなつかしいわと わらいあえるあしたでありたい

詩「きらめき」空みつえ

たしかにそうかもしれないよのなかだけど せかいをうつす水晶はあなたのこころのありようだから だからぐいとまえをまけぬように だからいつもいのちにもいつでもきぼうの きらめきをもって

詩「てまねき」空みつえ

日常のちりばめられたおほしのような きらめくありがたさがまぶしくてならぬ よぞらにちんちか みちしるべ こっちだよこっちだよと ほほえんでてまねきする

詩「たたみがえ」空みつえ

たたみあたらしくするまえの いれかえるまえのがらんどう まるですっぱだかきかざらぬここちよさ まあたらしくなるまえに ぴしゃんとこころ 原点にもどしとくの

詩「いのちの」空みつえ

生きざまは死にざま この一生をこのみちを坂ゆくあしなみみるけしき 死にざまは生きざま そうまとうをみるならばああ、よかったと笑んでゆきたい かくあるらむとゆくわたし わたしのいのちのつきるまで

詩「紙ヒコーキ」空みつえ

ありがとうとうれしいなをつたえようぼくのこころそらへとばせ おもっていてもつたえないのはゼロといっしょだから ありがとうとうれしいなを紙ヒコーキにのせて いまのじだいはんたいがわのくにともつながるから いまのじだいとなりのおくさんにすらつたわ…

詩「れんげ」空みつえ

にぎやかにあかるくけいかいなリズムでわらうこえ あははあはははととおりすぎるこえ それだけでわたしのこころにお日がさして れんげのおはながにこっとさくよ

詩「ココロのサングラス」空みつえ

サングラスかけると色がついてみえる世界ココロのサングラス 同じように太陽の光も暗くみえてしまうの 裸の瞳では直視できないほどにまぶしい太陽なのに サングラスかけて色まぜて 本当の美しさがみえなくなってしまったら分からなくなったら 日々の新鮮さを…

詩「ありがとう」空みつえ

ありがとうそのひとことはほっとみるくのように あたたかく はちみつのようにあまいはず さいた おはなのはなみつに みつばちがよろこぶように そんな そんなありがとうを いちにちにいくつさかせたかしら

詩「ながさないで」空みつえ

なみだはながれても こころはながさないで しっかりしなくちゃ いけないわ わたしのじんせいわたしのじかん にぎりしめて まえむいていこう

詩「私の情報の世界」空みつえ

流れ込む情報の量はとてつもなく 多く 新幹線のように速くて 私は口をぱくぱくさせたまま 何も出来ない あふれかえってこぼれる水は コップにふたをしても どうしようもなくもれてくる かといえば あるひと音に手がふるえ 耳にとどまる

詩「おと」空みつえ

おとおと おとおと おと おと テレビのこえパソコンをうつあるくくつおとお子さんのしゃべる布ずれのものがおちる カシャンとかさなるこの 「おと」なるものにはまことに まことにうっとおしくさわがしくまどろっこしいのだ ないとさびしいのに

詩「これから」空みつえ

詩「これから」空みつえ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ じんせいはいつだって「これから」 なんどこけてもたちあがりさえすれば まえには道がひろがっているの なんど泣いてもうつむいた目をあげれば きぼうがこころに燃えあが…

詩「不可能」空みつえ

詩「不可能」空みつえ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 出来ないって思うと出来ることまで出来なくなっちゃう 無理するのとは違う もっと可能性を信じてみようよ そうすれば不可能も可能になる なんだって出来る気がする 扉をあ…

詩「ふゆばな」空みつえ

詩「ふゆばな」空みつえ―――――――――――――――――――― つらいあのころふぶきのなかのきたえのふゆのなみだのあとから さくらのつぼみがほころんではるにはきれいなピンクいろ つらいこのごろこおりのうえをはだしであるくまいにちも とうげをすぎればしらうめのはな…

詩「よふけまで」 空みつえ

「よふけまで」 空みつえ ―――――――――――――――――――――――――――――――――― このしゅんかんこのときをたいせつにつかいたい いきているわたしのしごとをするゆびさきを とめたくない このよからさようならするよふけまで しんしんとあしたをいきるこどもたちのために り…

詩「くるしみとしんぞう」

くるしいおもいをするひとがいると知っててできないわたしよ なまはんかなわかっているよがいちばんいけないってそうおもうからだからだから いのっているよとおもっているよしかできないの このひととしてのくるしみはえぐるようなつらさはわすれてはいけな…

詩「坂道」

一番楽しかった時期がいま思うと 一番軽々しくて 一番辛かった時期がいま思うと 一番充実していた成長の時だった 時がすぎると重さが変わるその時期の 成長の重さ進歩の重さ 今歩いている道がおもいっきり辛い 坂道だといい そう思うのは私だけだろうか 平成…

詩「雨音」

雨は深い雨は静かだ 音が鳴り響いているのに そのはずなのに静寂でただ静寂で 意識がズブズブと沈んでゆく ああ雨は静かだ ざあざあと流れこんで窓枠からも染み入って 頭の中に意識の底に ズブズブと沈みこんでざあざあと流れこんで洪水のように渦をまいて水…

詩「いちびょう」

いきる さいごのいちびょうまで あきらめずていねいにたいせつにして いきる いまこのしゅんかんをしんけんにひっしに さいしょのいちびょうから さいごのいちびょうまで ずっとそうしていたいむだにしたくない 平成22年7月

詩「あおむし」 空みつえ

詩「あおむし」 空みつえ あおむしくねくね 葉の上で 人の目なんて気にもとめずに一心不乱に さなぎはジッと静かに なまけものねなんて悪口ほったらかして 羽化した蝶は かわいらしいわねなんて美辞麗句しりたくもないと思いながら 己が道をつき進む ただひ…

詩「突きぬけろ」空みつえ

詩「突きぬけろ」 空みつえ それは理想論だそれは空想だありえないって誰がきめたの それは現実だおいつける夢だってぼくがきめたぞ いま だからおもいきり突きぬけて 壁なんかハンマーでぶち破ってやるんだ 平成24年9月

詩「さいわい」

「さいわい」空みつえ さいわいをほんにささいなさいわいをかんじとるのはむずかしいだってささいなさいわいはじごくのそこにさくおはないっぺんはいずりあるかなばおはなのにおいはわかるまい 平成24年6月

詩「メロスのように」

「メロスのように」 空みつえ そうさ まだ走る ぶっ倒れてもかまやしないさ どこまでもあきらめきれないさ これは産まれた時から決まっていた約束ごとだから 約束を守るためぼくはメロスのように走りゆく 一等賞 ほしいさぼくだけの一等賞 誰にも渡しやしな…

詩「たたく」 

「たたく」空みつえ こころがつらいひとにがんばりすぎているひとに がんばれっていえないの なにもいわずそっと せなかをたたくくらいのことしかできないことも きっとある でもわたしがつらかったときに せなかをたたいてくれたてをにぎってくれた ひとた…

詩「にちじょうに」

「にちじょうに」空みつえ 日々へいぼんなにちじょうに かんしゃしながらはだしであるく 午後のひざしみどりうつくし つちはゆたかでくうきがうまい ただただそれだけでありがたい 平成22年8月

詩「しあわせ」

「しあわせ」空みつえ たべられるしあわせねむるしあわせあたたかいしあわせできることのしあわせ そばでははながほほえみ そばではありがうごめく できることのしあわせ ここにいることのしあわせ たいせつがあることのしあわせ いきをしているしあわせ わ…

詩「ちょうちょ」

「ちょうちょ」空みつえ ちょうちょはうつろうとんでゆく はなからはなへひ~らひら わたしもいっしょあっちこち ひ~らひらそいで いつのまにか いない しらないもんちょうちょからしたら にんげんのほうがさきに きえたんだもんね 平成22年2月

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