詩「プレーンヨーグルト」 空みつえ
おさとうなしの
プレーンヨーグルトが
のどをすべりおりる
まるで絹をきた女の子が
スカートのすそのしわを
ひとつ ひとつ
のばしながら
お上品にすいっと
スベリ台をくだるように
ありえないほどの
ていねいな
ていねいな
まごころがつたわる味で
平成23年11月
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食べながら、書いた詩です。
詩にあるヨーグルトは「山口県酪 プレーンヨーグルト 脂肪砂糖0%」。
ハガキに詩を書いて山口県酪さんに贈ったら、丁寧なお返事を頂いたうえに、
詩を書いたハガキのお写真を「ベルちゃん広場」に載せてくださいました。