2021-06-02 詩「みかた」 宛てた詩、贈った詩。 「みかた」空みつえ ぼくはぜんぶのきみをみてきたよ くろいおめめの大きなくまさん 小さなころからたからもの ぼくはいつだってきみのみかたさ たんすにつぶされたってちゃあんと でてきたろう? もうすっかりぺちゃんこだけど おおぶねに のったつもりでいてくれよ 平成22年4月 ――――― くまのぬいぐるみ、くま太郎の詩。 うちにはくまのぬいぐるみさんが大勢います。この子が一番の古株の長男です。
2021-06-01 詩「しあわせ」 心の詩 「しあわせ」空みつえ たべられるしあわせねむるしあわせあたたかいしあわせできることのしあわせ そばでははながほほえみ そばではありがうごめく できることのしあわせ ここにいることのしあわせ たいせつがあることのしあわせ いきをしているしあわせ わたしのしあわせあなたのしあわせ 平成22年4月
2021-05-31 詩「おにわ」 誰かさんの詩 季節の詩 「おにわ」空みつえ ひまわりのおはながおにわにさいているのよ あめがざんざんふるというのにたいようさがして上むいて まだ さいてるよあじさいといっしょに あじさいはあめがすきあめのなかでこそ かがやくはな ひまわりはたいようがすきいつもたいようをみてる 日のなかでこそかがやく ふたつのはながいっしょにおにわで ときがすぎるのをまっている あめあがりの虹をひかりかがやく瞬間をまっている あじさいもひまわりも あめあがりの虹に染まってうつくしくかがやくだろう その瞬間をまちどおしくまっている 平成21年7月
2021-05-30 詩「ちょうちょ」 心の詩 「ちょうちょ」空みつえ ちょうちょはうつろうとんでゆく はなからはなへひ~らひら わたしもいっしょあっちこち ひ~らひらそいで いつのまにか いない しらないもんちょうちょからしたら にんげんのほうがさきに きえたんだもんね 平成22年2月
2021-05-29 詩「部分日食」 誰かさんの詩 いろつきめがねからたいようをのぞくと なんだかおかしい かぞくをよんでいっしょにみたけど やっぱりおかしい だんだんかけていってさいごにはにっこりして わらってるよ? なにかうれしいことがあったのかな たいようがうれしいとわたしもうれしい たいようをやすませているおつきさまも きっとうれしい いつもてらしてくれてありがとさん きょうくらいはすこしやすんでなよ かわりにみはりくらいはするよ だいじょうぶちょっとのあいだだけなら 平成22年7月