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空みつえの詩ごころブログ

詩作品のブログです。好きな事や障害や読書の話、日記も。

2020-01-01から1年間の記事一覧

詩「お父さんのて」

「おとうさんのて」空みつえ つきたてのおもちにゆげと白粉と おっきなてのひらお父さん かがみもちをまるめておいて あんころもちをまるめておいて あちあちあちちといいながら まいとしつくるおしょうがつ お父さんのてはまほうつかいの 何でもつくれる不…

詩「ありがたい」

ありがたいありがたい なにもかもがありがたい あたまをさげるようなきもちで いおうとしてなみだがでた 平成21年9月

詩「踊るコイン」

「踊るコイン」空みつえ 私は二人通路を通って入れ替わる私から私へ くるりくるりコインは二枚表と裏と二つで一つあわせて四つ二枚のコイン コインは二枚私も二人門を通って すりかわる表だけのコイン裏だけのコイン くるりくるりコインは踊る 平成15年7月 …

詩「ねこさんにんじゃ」

ねこさんはぬきあしさしあし しのびあし けはいもしないいちりゅうにんじゃ しゅりけんシュシュシュねこのツメ アッときづいたらもうおしまいよ エモノはゲットねこさんにんじゃ きょうもいちりゅうすずのおと 平成22年2月 空みつえ

詩「どろっぷす」

やさしい天のなみだつまった どろっぷすのカンはいつも わたくしのあこがれだった いろとりどりこせいゆたかなあめだまの ひとつひとつにまつわるはなしを いつかいつかきかせてほしい 平成22年2月 空みつえ

きづく。今月買った本。(2021年1月4日、追記)

私は、発達障害って大人になってから診断されたパターンで。子どもの頃のことを振り返って いまさらきづくということを、繰り返しています。 なんども、こけたのに痛くないことに気づいたのは、つい最近。とか。つい、日常の中でスルーしてしまう。自分の障…

詩「くつしたのあな」

「くつしたのあな」空みつえ くつしたにあな あいた じょうねつにもえたら ぼーぼーくつしたに ごげあながあいた ふたあつも 平成21年12月

詩「さんたさんへ」

「さんたさんへ」空みつえ えんとつからくるさんたさん えんとつからくるさんたさん やけどしませんか すすだらけになりませんか こしうちませんか とてもしんぱいです なつにはおひげそりますか ちょっときになります 平成22年2月 空みつえ

合理的配慮

今日の日記は…愚痴です。合理的配慮を求めると、言われます。特別扱いはできない。とか不公平になる。とか 平等をはき違えてると私は思います。同じ権利を行使できる状態までもっていって、はじめて平等な状態になるんです。私の感覚だと。 例えば本を読む、…

詩「ねこのおてあらい」

ねこのおてあらい あなほってする すましたかおして 「あたしゃなにもしてないよ」 ってかおしてする それからあなうめて なかったことにする 平成22年3月 空みつえ

詩「みえないおはな」

「みえないおはな」空みつえ うらがわのみえないところでさくはなを いったいだれがみつけましょ どこのだれがなでましょう おはなはさくのひかげでも だれにみられるわけもなく それをもとめることもなく りんとしずかにつゆはねて はるかぜだけがしっている…

詩「すすむさき」

「すすむさき」空みつえ まえはみえないくらやみだけど わたしのすすむそのさきは たかいあかあいやまのうえ たとえつかれてこけていたくても たのしくのぼろうけしきはいいぞ たのしくすすもうはなはうつくし そらからぴょーろり とりがなく はばたくとりと…

詩「ジングルベル」

「ジングルベル」空みつえ ジングルベルは終わりの合図 カレンダーも一枚だけで ふとさみしくなる あたらしい始まりはきっと 駆け抜けた一年十二枚分以上の 重みを持つだろう 美しく楽しいそのメロディーに 子どもたちは皆むねをときめかせ まちわびる 私だ…

言い切っちゃダメなやつ。

ナイキのCMが炎上してますね…。 さまざまな意見があるでしょうし、ここに書くのは私の個人的な意見、感想です。 ―――前にも記事で書いたんですけど…私は、「偏見はありません」とか「差別はありません」とか、そういう類の言葉が一番信用できません。とっても…

詩「ねつ」

「ねつ」空みつえ ねつにうかされてほてったおでこ ゆげがでて さまそうかしらとてをあてる じょうねつはいつも わたしをのみこんでおしながす それでもいいわとながされている わたしもわたし 平成21年11月作

いじめの話

今日は自分について、つらつらと書いていきます。主にいじめのお話です。 私は内面的な意味では真っ二つに分かれています。超ポシティブで前向きで自己肯定感が強い自分と、ネガティブで自己否定感が強い自分。 普段は前者が主に出てるかな。だから、詩を書…

くまちゃん

今日は、ずっと購入した「ハニーベア」の名前を延々と考えてました。そういう意味では平和な一日(笑)でした。 ミモザ(顔のデザインの種類です)のブラウンなのですが、ブラウン…?完全な茶色というより、緑とか黄色が混ざった、日本茶とか畳とか複雑なお色で…

詩「くりの実」

「くりの実」空みつえ おみせにくりの実うってるの おにわのくりの木みあげても ちっともくりの実おちないの おみせのくりの実せっかちで おにわのくりの実おくてなの いつおちるかなおにわのくりは いつうれるかなおにわのくりは 平成21年9月作 空みつえ

詩「やみのそこで」

「やみのそこで」空みつえ いいしれぬやみのそこでわたしはうめく みみなりがしてあたまがいたくて はきけがする つきもないよにたちくらみ ついにはしゃがんでそらをみる そこにはほしというなの いちじょうのひかりがあるから むねがむかむかするけれど ま…

自分の障害についてのメモ(2021年6月28日更新)。

最近気づいた自分の事をメモしてまとめてみます。(この記事は、定期的に更新しています) 感覚鈍麻(だと思うもの) ・熱いのと冷たいの(衣替えの時期、お風呂の温度調節…) ・痛覚(目で見ないと怪我に気づかない) ・冷たいのか濡れてるのか、判断が付かない…

感動したこと

今日は、最近思うことをつらつらと書き連ねていきます。真面目な話になる予感がします…。 自分が生まれてから、ずっと当たり前だと認識している感覚を「そうじゃないんだ」と認識するのって、結構難しいな…。と最近思うんです。 自分の中の感覚鈍麻に気づく…

美味しいお話(一つ前の日記の続き)

先日…日記で美味しいお話をしたので、今日はそのお話から広げてお話します。先日のお話は「季節のお花も美味しいものも好き」。お花の話題から美味しい話題にずれた辺り、花より団子的な(笑)。今日はその花より団子のお団子の方。 子どもの頃は当たり前だっ…

詩「静寂」

「静寂」空みつえ 秋から冬にかけての嵐の後の静寂が たまらなく ここちよい はらはらはらはらおちる葉も くびねっこひっこめたその上からふる雪も たまらなく愛しくみえる 時々がさりと田舎の森で かきの実のおちる音も 北国の雪の上をとたとたとたとた 走…

金木犀、そろそろ終わり?

私は、金木犀のお花が一番好きな花なんです。匂いするお花って基本的に苦手(嗅覚鋭いので…)なんですが、このお花はほんっとうに大好き。 匂いがしなくなってきたら、終わりなんですよね…。なんか、毎年「名残惜しいな」って思いながら見送ります。今年もそろ…

感覚鈍麻(10月19日追記)

今日は私の障害のおはなしを。簡単に言うと発達障害なんですが…。私の感覚鈍麻のはなしです。 同じ発達障害でも、人によって本当に様々で…とりあえず、分かり易そうなページをリンクしておきます。 #3 雨が肌に当たるだけで激痛!? 感覚過敏・感覚鈍麻とは? |…

詩「しってるよ」

「しってるよ」空みつえ しってるよ しってるよ わたしがにんげんだってことくらい しってるよ わたしがいきものだってことくらいしってるよ おはなも いぬも らいおんも みんなおんなじいきものだってこと しってるよ はくじんも こくじんも あじあも あめ…

詩「いそぐ秋の日」

「いそぐ秋の日」空みつえ いちじくちゃんが庭先の木のえだで 冬にむかっていそいでいそいでかけあしで熟れていくほっぺたをあかくして運動会している おやまの向こうから北風の皆々様方がめんたまだけのぞかせてこちらをみている 小僧達と親分達とでもちっ…

詩「ぼーし」

「ぼーし」空みつえ ぼーしぼーしはなかざりついたぼーし ぼーしぼーしストールとおなじいろの ぼーしぼーし ひさしぶりのうれしいぼーし てれかくしにめもとかくしてうつむいて それでもうれしいぼーしぼーし 平成21年7月作

はじめた理由について

今日は、ここをはじめた理由について書いておきます。 私は発達障害を持っています。コミュニケーション苦手なのですが、文章を書くのは「上手いね」って言われるんです。多分、本をたくさん読むからですね。 大人になって文章を書かなくなると、書き方を忘…

詩「秋のおわりに」

「秋のおわりに」空みつえ 木々の葉が紅葉する 枝先で身をふるわせて つまさきまでまっかっか恥ずかしがりやのかわい子ちゃん わたしがみてるともえるような顔をむけてもうかんにんしてちょうだいと すべるように枝先からおりてガードレールの向こうがわにに…

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