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空みつえの詩ごころブログ

詩作品のブログです。好きな事や障害や読書の話、日記も。

2021-05-01から1ヶ月間の記事一覧

詩「おにわ」 

「おにわ」空みつえ ひまわりのおはながおにわにさいているのよ あめがざんざんふるというのにたいようさがして上むいて まだ さいてるよあじさいといっしょに あじさいはあめがすきあめのなかでこそ かがやくはな ひまわりはたいようがすきいつもたいようを…

詩「ちょうちょ」

「ちょうちょ」空みつえ ちょうちょはうつろうとんでゆく はなからはなへひ~らひら わたしもいっしょあっちこち ひ~らひらそいで いつのまにか いない しらないもんちょうちょからしたら にんげんのほうがさきに きえたんだもんね 平成22年2月

詩「部分日食」

いろつきめがねからたいようをのぞくと なんだかおかしい かぞくをよんでいっしょにみたけど やっぱりおかしい だんだんかけていってさいごにはにっこりして わらってるよ? なにかうれしいことがあったのかな たいようがうれしいとわたしもうれしい たいよ…

詩「いっぽ」 

「いっぽ」空みつえ ひとりだけひとりだけのいっぽ だあれもいないなかでのいっぽ そばにはおはながいちりん そばにはおひさんさんさん そばにはくさがそよめく このゆび このゆびとーまれ にほさんほよんほ じゅっぽにじゅっぽ ひとりふたりさんにん じゅう…

詩「いま」

「いま」空みつえ わたしにはいましかない いまがかいたしゅんかんに きえる いまいまいまいま ほら もうかこになってるだいじないま わたしはいまをいきる みらいみつめて 平成22年2月

詩「あめふりぴっちゃん」 

あめあめぴっちゃんお花はうれし あめあめぴっちゃん大地もうれし あめははじまりいのちのみなもと ごごのおにわのののはなも ばあんざいをしています 平成22年4月

詩「いちおくまん歩」

ちいさなちいさな ありのこの いちおくまん歩のながたびを ばかにしちゃあならんのですよ あるいた世界はせまくても みえるもんはちいさいぶんだけ たくさんたくさん あるのです 平成22年4月

詩「あなたと」

つながっているから あなたとつながっているから このぎんがにうまれてほんとうによかった と そういえる日がくるかもしれないね だってわたしたち 地球人であるまえに宇宙人だもの ほかのほしのおともだちができるかもしれないわ そしたらこのぎんがの ほし…

詩「かなしさや」

「かなしさや」空みつえ かなしさやつらさやくるしみに寄りそうには おなじだけかなしいおもいをつらいきもちをくるしい日々を 経験してなくちゃいけないの いばらの道を通ったひとは いかにやさしからん ぜっぺきのふちに立ったひとは いかにつよからん 平…

詩「冒険」

「冒険」空みつえ にわに咲いてるお花のように 時がこないと分からないことって あるよねきっと 白馬に乗った王子様だって馬に乗るまで分からない 桜のピンクだって咲かないと見えないよ でも僕はだからこそ僕は自分で探しにいきたいんだ 僕だけのたからもの…

「13歳から知っておきたいLGBT+」を読んでますが…

今、借りてきた本(前にリストしたやつ)から一冊目読んでるんですけど、「13歳から知っておきたいLGBT+」って本読んでて、今ちょうど折り返し地点(ページ数的に)あたりまできてて、うれしくてたまんないから、記事あげて、叫んでおきます。 自分の知ってる狭…

詩「パン」

「パン」空みつえ あるいてあるいて あるいてあるいて つかれたらちょっと先にある パン屋さんで手づくりの ふわふわパンでも買って 食べながら休むといい 時間は待っちゃくれないけれどでも君の大切な人くらい きっと食べ終わるのを待ってくれるからさ 平成…

詩「ジーパンをはいた少年」

ジーパンをはいた少年がたまごになって座っている 鼻の先をぐいとこすってちょっと得意そうで マヨネーズを絵筆につけて自分のたまごを染めあげる これはきっと一流の仕事よ ジーパン生地が絵筆で染まり鼻の先にもマヨネーズ 胸を張ってたまごを染めるつやや…

久々に本を借りてきました。

今回の借りてきた本のリストは、 ――――――――――― ・「13歳から知っておきたいLGBT+」アシュリー・マーデル著、ダイヤモンド社。 ・「はじめて学ぶLGBT」石田仁著、ナツメ社。 ・「シモーヌ・ヴェーユ」クロード・ダルヴィ著、春秋社。 ・「のはらうたⅠ」工藤直…

詩「観察者」

夜空にひかるしろいあな きっとそこからのぞいてる 宇宙人がためいきもらし まだ同士討ちをしてるじゃないか 平成18年2月

詩「よるあめ」

あまおとが聞こえてきて妖精がステップする 今日はお祭りたのしいな ぴちょん ぱちぱち くるくる くるん 平成18年6月

詩「数え方」

「数え方」空みつえ ちがうとこぱっかり数えているからケンカになる わるいとこばっかり数えているからキライになる 同じとこさがしていこう 良いところみつけていこう そしたらきっとすきになる 平成17年1月

詩「闇」

「闇」空みつえ 私は暗闇の中にいる一人でポツンと座っているいつからここにいるのだろうそれすらももう忘れ去ってしまったそれほどの昔から私はここにいる 私はしゃがんで待っている朝が来るのを待っている新月の闇夜の荒野でなぜ闇は薄れないのだろうそれ…

詩「往来」

「往来」空みつえ いつも何故だか不安になる私だけ道の真ん中に立ちつくして道を通る往来を見ている 立ち止まって話する人こちらに手を振ってくれる人あいさつだけして去っていく人 二人して手をつないで歩いているのに進んでいくのは君一人だけで私はやっぱ…

詩「にじ」

「にじ」空みつえ にじがきれいだ にじがきれいだ わたしにはみえないけれど にじがきれいだ にじはきぼうにじはゆめ ゆうじょうのかけはしどうしのきずな そらのむこうのなのしらぬともにつながっている にじがきれいだ いつかいつか あのあめあがりのにじ…

詩「かぜのこども」

かぜのこどもがまちにきた わたしのまちにあそびにきたよ いたずらこぞうのかぜのこが せんたくものをまきあげて つくえのかみたばふきとばす わたしのよこをよこぎるときに にっとわらったいたずらこぞう おーい かぜのこかぜのこよーい あんまりいたずらや…

詩「じまん」

おいらのうちはすごいんだうれしそうに胸を張って雨がふりゃああまつぶで日が差せばたいようでますます胸をそらしてきらきらに輝くんだそう言って木のあいだから「どうだい?あそびに来たくなったろう」おちゃめにウインクしてクモの巣に住むおうちじまんさん…

猫のきせかえぬいぐるみの本3

猫のきせかえぬいぐるみの本で作ってるぬいぐるみの二体目、できましたー! 今日はとても疲れたので、お写真だけでご報告。―――― ここから翌日に書いています。 黒い方が最初に作った子で、オレンジの方が今回作った子です。お洋服は、キキちゃん(黒猫のぬい…

詩「ぼくたちのこと。」

「ぼくたちのこと。」空みつえ しんのぞうのおと。 いのちのみなもと。 おかあさんのおなかのなか。 まわりのひとのたすけ。 むしたちのいぶき。 きぎのざわめき。 くうきのながれ。 かぜのおと。 つちのざらざら。 そらのきらめき。 そして、 わたしをとり…

詩「こんな感じ」

「こんな感じ」空みつえ ふとひかれてくうきにひかれてたちどまったその光景その響きその色にちいさな違いささやくような薫りこっそりと声をかけてくれる私にしか聞こえない誰かさんたとえばそうこんな感じ 平成21年8月

詩「味付けのり」

よる味付けのりをちぎってすかすとまんげきょうのようにきらきらとかがやいてみえたにちじょうのささいなところにいるくせにほんに味なことしてくれはる 平成21年9月

詩「雨の日のさんぽみち」

「雨の日のさんぽみち」空みつえ おと雨の音やんだおとざんざんざばざば雨の音きんじょで土砂崩れさんぽはとおまわりあかいかさももいろのながぐつそらいろのジーパンみずたまりぱちゃぱちゃあめさんはもうやんだいぬのさんぽのおじさんにこんにちはってごあ…

詩「あめちょう」

きいろいちょうちょがあめのなかをひよるりひよるりおよいでいます まるでおさかなのようにエラ呼吸するのかしら きいろいちょうちょがおやねをひよるりひよるりのぼっていきます あかるいいろがたいようのようでした 2012年7月

詩「さなぎのときの」

「さなぎのときの」空みつえ さなぎのときの苦しさをしらぬ虫は 永遠に蝶にはなれないし 脱皮するときの痛みをしらないへびは 永遠に成長できない 痛みと苦しみをしるものにこそ ほんとうのこうふくが理解できるのだ 平成21年7月

詩「生きている」

「生きている」空みつえ 生きているのは意味があるからで生きているのは奇跡のひとつで その意味を果たしたとき私は死ねるだろう 今日一日を生きたことを昨日明日を望んだ人は どう思うだろう そして死んでいった人たちは 彼らは後悔しただろうかそれとも満…

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