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空みつえの詩ごころブログ

詩作品のブログです。好きな事や障害や読書の話、日記も。

2022-01-01から1年間の記事一覧

今年読んだ本から三冊選んでみた

去年はTwitterで二冊選んでツイートしましたが、今年は記事の方にも載せてみることにします。 一年間読んだ本の中から、特に印象深かった本を。 去年はこの二冊を選びました。・「13歳から知っておきたいLGBT+」・「世界でいちばん幸せな男 101歳、アウシュ…

借りてきた本と感想10

―借りてきた本リスト― ・「イスラームから見た「世界史」」タミム・アンサーリー、著 小沢千重子、訳 紀伊國屋書店・「亜鉛の少年たち: アフガン帰還兵の証言 増補版」スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ著 奈倉有里訳 岩波書店・「情報を正しく選択するた…

詩「いのちの」空みつえ

生きざまは死にざま この一生をこのみちを坂ゆくあしなみみるけしき 死にざまは生きざま そうまとうをみるならばああ、よかったと笑んでゆきたい かくあるらむとゆくわたし わたしのいのちのつきるまで

詩「ほうき」空みつえ

ほうきはそうじきにしごとをとられた タイプライターはパソコンといんさつきにしごとをとられた そうして文明は進化する わたしはこわい いつかにんげんもだあれかさんに しごとをとられそうで

詩「紙ヒコーキ」空みつえ

ありがとうとうれしいなをつたえようぼくのこころそらへとばせ おもっていてもつたえないのはゼロといっしょだから ありがとうとうれしいなを紙ヒコーキにのせて いまのじだいはんたいがわのくにともつながるから いまのじだいとなりのおくさんにすらつたわ…

詩「はじまり」空みつえ

あめあがりのことりのうたやあさひのいるまどはまるできぼうまるではじまりおわりのあとのスタートダッシュよーい、どんではしるまえ ほっぺたぺちんとたたくきあいだ

詩「れんげ」空みつえ

にぎやかにあかるくけいかいなリズムでわらうこえ あははあはははととおりすぎるこえ それだけでわたしのこころにお日がさして れんげのおはながにこっとさくよ

借りてきた本と感想9。

" id="3a113140-198a-4b7d-968b-200b3cff47e8">―借りてきた本リスト― ・「獄中からの手紙」ガンディー、著 森本達雄、訳 岩波書店・「キキに出会った人びと」角野栄子 福音館書店・「キキとジジ 魔女の宅急便特別編その2」角野栄子 福音館書店・「翻訳できな…

詩「いちょう」空みつえ

いちょうの木がおちば ちらして とおりみちをつきあかりのようにそめていくの わらいごえがきこえるいろして おつきさまがまひるにでたかがやきをあたりにまぶして きいろい葉が「これからよ」なんてうれしそうに

詩「かげの入口」空みつえ

じめんにのびるかげはりついてむにむにと よるをつれてくるみかづきの国の入口 そのさきっぽをつかめたら よるのくうきたちとあくしゅができるようなきがして 石段にくっついたわたしのからだのかげをつつく

借りてきた本と感想。8

ー借りてきた本リストー ・「仕事に効く 教養としての「世界史」」 出口治明 祥伝社・「リンドグレーンの戦争日記 1939-1945」アストリッド・リンドグレーン著 石井登志子訳 岩波書店・「まど・みちお詩集」まどみちお著 谷川俊太郎編 岩波書店・「アンガー…

詩「はのリフレイン」空みつえ

はがおちる くるりくるりとおどりながらおちるというより舞う そのいっしゅんのうつくしさにあきのおとずれを感じて やきついてはなれない はの舞うおとがリフレインする

詩「こんいろあさがお」空みつえ

あさがおさいた よぞらのいろのまるでそううちゅうのひろがりを ぎゅっとしぼっておはなにしました とでもいうようにはてしなくふかくははおやのようなやさしさで

詩「なつのゆうぐれ」空みつえ

ゆうやけくもが染まってはちみつをミルクに とかした色のそら シオカラトンボがすぎていく じてんしゃで日にやけた子が家路をいそぐ あたたかくほんのりとあまみをふくんで なつのゆうぐれはすぎていく

借りてきた本と感想。7

―借りてきた本リスト― ・「キリスト教入門」山我 哲雄 岩波書店・「社会の真実の見つけかた」 堤未果 岩波書店・「獣の奏者 外伝 刹那」上橋菜穂子 講談社・「ユダヤ人とユダヤ教」市川裕 岩波書店・「ケケと半分魔女 魔女の宅急便 特別編その3」角野 栄子 …

詩「いも」空みつえ

だんしゃくいもはしんしだから たべてもおならはでないらしい メークイーンはじょうおうさまだから ひとまえでのおならなんてとてもとてもかんがえられないらしい えらいひとはたいへんだなあ かたがこってゴリゴリだ © 2020 Mitue Sora

詩「こうえん」空みつえ

いのちのかがやきこどものあくびそらのしたみあげるあおくうきかぜ そのすんだいろ はしゃぐこえおどるあし うたうとり みどりのかがやきそのうつくしさ きょうもたのしいこうえんの きぎがきいてるそのうたげ © 2020 Mitue Sora

詩「ココロのサングラス」空みつえ

サングラスかけると色がついてみえる世界ココロのサングラス 同じように太陽の光も暗くみえてしまうの 裸の瞳では直視できないほどにまぶしい太陽なのに サングラスかけて色まぜて 本当の美しさがみえなくなってしまったら分からなくなったら 日々の新鮮さを…

詩「よいやみのそこ」空みつえ

くるしいさびしいひとりだと きえてしまえと何度もおもいおのれをきずつけてきた私つらくてないたあの日々を のりこえ今こそわかるもの生きてありつるすばらしさけいけんできたよいやみのそこにかんしゃしたい つよくやさしいはげませるいまのわたしの原点は…

詩「いりだいずから」空みつえ

いりだいずからきなこの匂いくちにひろがるいいかおり こうばしくぬくもりふくんでやさしい大地の肌ざわり いりだいずをこなにしてきなこなら きなこはつちのおまごさんだ なるほど なるほどようにとるとくちがほほえむ

借りてきた本と感想6

―借りてきた本リスト― ・「イスラムとは何か。」CCCメディアハウス ペン編集部・「イスラーム―社会生活・思想・歴史」小杉泰 江川ひかり 新曜社・「獣の奏者 (3)探求編」講談社 上橋菜穂子・「くらべてわかる! キリスト教 イスラーム入門」ビジネス社 齋藤 …

詩「お日さんとかげ」空みつえ

お日さんとかげはきっと仲よし お日さんがいるとかげはかならずどこかにいる かげのあるときはお日さんがいるよ お月の光も日の反射だという いつもいっしょのかげとお日さん まるで兄弟まるで姉妹

詩「はらからへ」空みつえ

そばにいるよいつも しんじているよあなたのつよさを たちあがる両足をつよいたましいを どんな苦しみも辛さも 痛みだってのりこえて すすんでいけることをだいじょうぶ みわたしてごらんよほら、そこに 日が、のぼるよ

詩「ありがとう」空みつえ

ありがとうそのひとことはほっとみるくのように あたたかく はちみつのようにあまいはず さいた おはなのはなみつに みつばちがよろこぶように そんな そんなありがとうを いちにちにいくつさかせたかしら

借りてきた本と感想5

―借りてきた本リスト―・「マジ文章書けないんだけど 朝日新聞ベテラン校閲記者が教える一生モノの文章術」大和書房 前田安正・「人は愛するに足り、真心は信ずるに足る アフガンとの約束」岩波書店 中村哲・「10代から知っておきたい あなたを閉じこめる「ず…

詩「はじまりをともに」空みつえ

なんでどうしてをくりかえしても なにもはじまらない つらさのりこえてたちあがろう くらやみのなかにともしびをともそうよ まえへすすもう うしろをふりかえってもなにもはじまらない さきへすすもう さあ いこう!ぼくといっしょに きみのあしもとはぼくが…

借りてきた本と感想4

――借りてきた本リスト―― ・「さかな (ブライアン・ワイルドスミス作品選)」ブライアン・ワイルドスミス らくだ出版・「どうぶつ (ブライアン・ワイルドスミス作品選)」ブライアン・ワイルドスミス らくだ出版・「天、共に在り アフガニスタン三十年の闘い」…

詩「ながさないで」空みつえ

なみだはながれても こころはながさないで しっかりしなくちゃ いけないわ わたしのじんせいわたしのじかん にぎりしめて まえむいていこう

借りてきた本と感想3

――借りてきた本リスト―― ・「彩雲国物語12」雪乃紗衣 KADOKAWA・「うめぼしリモコン」まど・みちお 理論社・「ニュースの“なぜ?"は世界史に学べ 日本人が知らない100の疑問2」茂木誠 SBクリエイティブ・「種から種へ 命つながる お野菜の一生」鈴木純 雷鳥社…

詩「箱」空みつえ

うれしいのはいちじくの木がわたしの背をこえたとき たのしいのはかぜと緑のおしゃべりをぬすみぎきするとき よろこびを探してかぞえては ためこんでいるのよいま わたしなりの形で そうしていつの日かその箱をひらくことのことを考えるの それだけでこれほ…

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