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空みつえの詩ごころブログ

詩作品のブログです。好きな事や障害や読書の話、日記も。

心の詩

詩「にじ」

「にじ」空みつえ にじがきれいだ にじがきれいだ わたしにはみえないけれど にじがきれいだ にじはきぼうにじはゆめ ゆうじょうのかけはしどうしのきずな そらのむこうのなのしらぬともにつながっている にじがきれいだ いつかいつか あのあめあがりのにじ…

詩「こんな感じ」

「こんな感じ」空みつえ ふとひかれてくうきにひかれてたちどまったその光景その響きその色にちいさな違いささやくような薫りこっそりと声をかけてくれる私にしか聞こえない誰かさんたとえばそうこんな感じ 平成21年8月

詩「生きている」

「生きている」空みつえ 生きているのは意味があるからで生きているのは奇跡のひとつで その意味を果たしたとき私は死ねるだろう 今日一日を生きたことを昨日明日を望んだ人は どう思うだろう そして死んでいった人たちは 彼らは後悔しただろうかそれとも満…

詩「ありがとうはたびびと」

「ありがとうはたびびと」空みつえ ありがとうはたびびと ひとからひとへくちからくちへ ありがとうね かぜからえだへえだからとりへ いつもうれしいことばがおどる ありがとうはたびびとよろこびをかかえて とびまわるちょうちょうはねまわるわたし ありが…

詩「耳朶(じだ)」

「耳朶(じだ)」空みつえ 5月はじめのみどりうつくしそばにはあにがそばにはははが だいじなかぞくのこえがぬくもり耳朶にほほえみこぼるるきせつよ 若芽ののびるこのよろこびにはなしごえするあに、ははたちの なにげないおとのられつに たまらずはじけるわ…

詩「つかむ」

「つかむ」空みつえ なにかをつかもうとするそのゆびさきが くうを切ってしなる そらをくもをかぜをわたしをその手ににぎりしめて ああそのゆびさきにたぎるわかさのほのおたちが まぶしくてまぶしくて たまらないなつよ 平成24年6月

詩「にちじょうに」

「にちじょうに」空みつえ 日々へいぼんなにちじょうに かんしゃしながらはだしであるく 午後のひざしみどりうつくし つちはゆたかでくうきがうまい ただただそれだけでありがたい 平成22年8月

詩「にほんごは」

「にほんごは」空みつえ ばかということばにあいじょうをこめるにほんごは けなしことばでもちがう いみかもしれないことばは ぼくにとってはむずかしい ごますりをまぜるとなおさら むずかしい ごまあえのおりょうりはおいしいのにほんとにちがう 平成24年4…

詩「あめふるよる」

「あめふるよる」空みつえ あめがふるよなかにねむれないこのわたくしのこころのなかに しとしとしとしと あめがふるそうしてねむたい空気がのどのあたりを ふうわり ふうわりしている あめがふるのどのおくから湿気をおびた空気がわたくしを ねむらせようと…

詩「なみだ」

「なみだ」空みつえ ないてるのこころ 辛いのでも悲しいのでも ないの いのちが喜んでるから たましいがふるえてるから 響きわたるシンバルのように ないてるの ただただ 嬉しくて嬉しくて 平成22年5月

詩「庭先」

「庭先」空みつえ うつくしいこの 地球の一歩は どこへでもつながっている 世界はせまいとてつもなく広いようで 世界を旅した詩人にとっては庭先のようなものだろう となりにアメリカ人の友人がいて はすむかいにはブラジルの友がいて まうしろにはアフリカ…

詩「迎春」

「迎春」空みつえ 長い長い闇夜があけて ようやく春がやってきた 外が吹雪いていようがなんだろうが それがいったいなんだっていうんだ 平成20年12月

詩「人」

「人」空みつえ 人にはその人にしか分からない事がある それでも隣に人がいる支えてくれている そんな人がいる これほど これほどありがたい事はない 平成20年9月

詩「ありがたい」

ありがたいありがたい なにもかもがありがたい あたまをさげるようなきもちで いおうとしてなみだがでた 平成21年9月

詩「踊るコイン」

「踊るコイン」空みつえ 私は二人通路を通って入れ替わる私から私へ くるりくるりコインは二枚表と裏と二つで一つあわせて四つ二枚のコイン コインは二枚私も二人門を通って すりかわる表だけのコイン裏だけのコイン くるりくるりコインは踊る 平成15年7月 …

詩「くつしたのあな」

「くつしたのあな」空みつえ くつしたにあな あいた じょうねつにもえたら ぼーぼーくつしたに ごげあながあいた ふたあつも 平成21年12月

詩「すすむさき」

「すすむさき」空みつえ まえはみえないくらやみだけど わたしのすすむそのさきは たかいあかあいやまのうえ たとえつかれてこけていたくても たのしくのぼろうけしきはいいぞ たのしくすすもうはなはうつくし そらからぴょーろり とりがなく はばたくとりと…

詩「ねつ」

「ねつ」空みつえ ねつにうかされてほてったおでこ ゆげがでて さまそうかしらとてをあてる じょうねつはいつも わたしをのみこんでおしながす それでもいいわとながされている わたしもわたし 平成21年11月作

詩「やみのそこで」

「やみのそこで」空みつえ いいしれぬやみのそこでわたしはうめく みみなりがしてあたまがいたくて はきけがする つきもないよにたちくらみ ついにはしゃがんでそらをみる そこにはほしというなの いちじょうのひかりがあるから むねがむかむかするけれど ま…

詩「ぼーし」

「ぼーし」空みつえ ぼーしぼーしはなかざりついたぼーし ぼーしぼーしストールとおなじいろの ぼーしぼーし ひさしぶりのうれしいぼーし てれかくしにめもとかくしてうつむいて それでもうれしいぼーしぼーし 平成21年7月作

詩「うばわれた」

自由をうばわれたからこそ自由のありがたみが分かった 日常をうばわれたからこそ日常のありがたみが身に染みた 空をうばわれたからこそ空の美しさに目をうばわれる 平成20年11月作 空みつえ

詩「うれしいせかい」

「うれしいせかい」空みつえ うれしくてうれしくてうれしくてをさがしたら しあわせがくるとおもうの よろこびをかんきをしあわせを みつけるのはきっとこころのそこのいのちのなかで おきたことひとつとらえかたひとつで せかいはかわる 平成24年4月作

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