もうすぐ母の日がくるので…
今日も母に宛てた詩を。
―――
「しんじてる」空みつえ
しんじてるの
いつか
わたくしが
わたくしじしんを
ほんとうに
こころのそこから
しんじることの
できるひが
きっとくるって
そうしんじたいの
だってわたしが
かあさんに
ふこうものだって
いったとき
かあさんわたしに
いったもの
ふこうものじゃない
って
いってくれたもの
かあさんの いったこと
しんじたいから
かあさんをしんじてるから
だからしんじたい
わたくしがここにいるのも
ふこうものだとおもうのにも
なにかきっと
きっといみがあるんだって
うしろをふりかえれば
いつのひか
ああそうだったんだって
そうおもえるひが
くるんだよ
わらって
ありがとうがいえるひが
くるんだよ
そうだよ
ね
おかあさん
せかいじゅうがてきになっても
ただひとり
みかたでいてくれるひと
てらしてくれるたいよう
わたしのひのひかり
あすへのきぼう
そして
いのちのみなもと